裏地がある服を宅配クリーニングに出す前:縮みやすさの注意点

裏地つきの服は、表地と裏地の「縮み方の差」でつっぱり・波打ちが起きやすいです。縮みを増やさない扱い方と、頼む時に伝える一言をまとめます。

裏地がある服:縮みやすさの注意|つっぱり・波打ちを増やさない

裏地つきのコートやジャケットって、クリーニング後に

「なんか内側がつっぱる」「裾が波打つ」「動くと引っかかる」みたいな違和感が出ること、ありますよね。

あれ、だいたい表地と裏地の“縮み方の差”で起きます。どっちかだけ縮むと、引っぱり合いになるんです。

結論は、縮ませない努力より、縮みが起きやすい条件を先に避けるのが一番ラクです。

裏地つきが縮みやすい理由(ここだけ知っておく)

  • 表地(ウール・綿など)と裏地(ポリエステルなど)で反応が違う
  • 水分・熱・摩擦の影響を受けるタイミングがズレる
  • 縫い合わせてあるので、どちらかが縮むと形が引っぱられて歪む

イメージ:ゴムひもを布に縫い付けた感じです。片方だけ縮むと、もう片方が引っぱられて波打ちます。

縮み・つっぱりが出やすい“要注意パターン”

  • 表地が天然素材(ウール・綿・麻)で、裏地が化繊
  • 中綿入り、キルティングなど層が多い
  • 長め丈(コート・ロングジャケット)で重みがある
  • 袖が細めで、裏地が引っ張られやすい

出す前にやること:縮みを増やさない準備

Step1:タグを見て「水がNGか」を先に確認

まずはこれです。水洗いが向かないものは、無理に家で何かすると逆効果になります。

  • 「ドライ」表記が中心なら、水分と摩擦に弱い可能性が高い
  • 洗濯表示が読みにくいなら、写真を撮ってメモしておく

Step2:汚れの場所を先に把握(こすらない)

汚れがあると、そこだけ強めの処理になりやすいです。場所だけ分かるようにしておくと、ムダな摩擦が減ります。

  • 襟・袖口・裾の“黒ずみ”
  • ポケット周り
  • 食べこぼしの点汚れ

Step3:ハンガー放置で乾かさない(重みで伸びます)

雨や湿気で少し湿ったままの時、ハンガーに吊るしっぱなしだと、重みで伸びたり歪んだりします。

湿っているなら、まずは風で軽く乾かしてから、短時間だけ吊るすのが安心です。

素材別:縮み・つっぱりが出やすい組み合わせ

表地 裏地 起きやすいこと
ウール ポリエステル 表地が詰まって、裏地が余る(つっぱり)
綿 ポリエステル 表地が縮みやすく、裾が波打つ
化繊 シワ+引っぱりで形が崩れやすい
混紡 化繊 部分的に縮みムラが出る

注意:縮みは「全部が小さくなる」だけじゃなく、袖だけ短くなる・裾だけ波打つ、みたいに“部分的”に出ます。裏地つきは特にそのパターンが多いです。

頼む時の一言:これで事故が減ります

お店(宅配)側も、言われないと「普通の服」と同じ扱いになりがちです。短くていいので、これを添えるのが強いです。

  • 「裏地つきで、つっぱりが出やすいので縮み注意でお願いします」
  • 「以前、裾が波打ったことがあるので、仕上げは形優先で」
  • 「汚れは襟と袖、そこだけ見てもらえれば大丈夫です」

もし縮んだ・つっぱった時の“現実的な対処”

ここ、正直に言いますね。裏地のつっぱりは、家でどうにかしようとすると悪化しがちです。

  • 無理に引っぱる → 縫い目が裂けたり、表地がテカる
  • 蒸気を当てすぎる → 表地が詰まって余計つっぱる

なので、違和感が強いなら早めに相談が無難です。「受け取ってすぐ」が一番通りやすいです。

質問と回答

裏地って縮むんですか?

裏地自体は化繊が多くて縮みにくいこともあります。ただ、表地が縮むと、結果として裏地が余ったり引っぱられたりして、つっぱりが出ます。

家でスチームを当てれば戻りますか?

軽いシワなら戻ることもありますが、つっぱり系は難しいことが多いです。やるなら表から強く当てないで、裏側から軽く、様子見が安全です。

出す前に洗ってから出した方がいい?

裏地つきは、家洗いで縮みムラが出ることがあります。よほど理由がなければ、そのまま出して、汚れの場所だけ伝える方が事故が少ないです。

今日の最短まとめ

  1. 洗濯表示を見て、水がNGっぽいなら触りすぎない
  2. 汚れの場所だけ把握して伝える
  3. 「裏地つきで縮み注意」と一言添える

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