着物を宅配クリーニングに出す前:頼む前に確認したいこと

着物は素材・仕立て・汚れの種類で対応が大きく変わります。失敗を避けるために、出す前に確認するポイント、伝えるべき情報、梱包の注意をまとめます。

着物:頼む前の確認|縮み・色移りを避けるチェック

着物って、普通の服と同じ感覚で出すと危ないです。

理由はシンプルで、素材も染めも仕立ても、全部“繊細な方向”に寄ってるからです。

結論は、着物は「何の着物か」を先に整理してから頼むのが正解です。ここを飛ばすと、縮みや色移りの事故が起きやすいです。

まず確認:この3つで対応が変わります

  • 素材(正絹・綿・麻・ポリなど)
  • 種類(振袖・訪問着・小紋・浴衣など)
  • 汚れの種類(汗・皮脂・泥・飲み物・カビっぽさ)

ここだけ覚えて:着物は「何か分からない」状態が一番危ないです。分からないなら分からないまま伝えて、判断してもらうのが安全です。

素材別:ざっくり危険度(分からなくてもOK)

素材 注意度 起きやすいこと
正絹(シルク) 高い 輪ジミ・色移り・縮み
綿・麻 縮み・シワ
ポリエステル 低め 熱でテカりが出る場合あり

見分けのヒント:正絹はしっとりして、光り方が上品です。ポリは軽くてツルッとしていることが多いです(ただ、例外もあります)。

出す前にやること:情報を揃えるだけでOK

Step1:タグや証紙があれば写真を撮る

着物は表示が少ないことも多いです。分かる情報があるなら、写真で残すと話が早いです。

Step2:汚れの場所をメモ(触らない)

  • 衿(えり)周り:汗・皮脂が出やすい
  • 袖口:化粧品や汚れ
  • 裾:泥はね

落とそうとして濡らすと、輪ジミになりやすいので触らないのが安全です。

Step3:におい・カビっぽさがあるか確認

長期保管の着物は、目に見えなくてもカビっぽいにおいがあることがあります。これも事前に伝えると意図が通りやすいです。

頼む時に伝えるべきこと(短くでOK)

  • 「着物(種類が分かれば:訪問着/小紋/浴衣など)」
  • 「素材は正絹(または不明)」
  • 「汚れ:衿の皮脂、袖口、裾の泥など」
  • 「におい(カビっぽい/防虫剤っぽい)がある」

一言テンプレ:「正絹っぽい着物で、衿と袖口の汚れが気になります。色移りや縮みが怖いので、安全寄りでお願いします」

梱包のコツ:折り目と擦れを減らす

  • 細かく畳まない(折り目が増えるほどシワが増えます)
  • たとう紙があれば、そのまま使う
  • 無ければ、薄い紙(白い紙)を挟んで擦れを減らす
  • 湿っている感じがあるなら送らない(まず陰干し)

▶︎ 着物も扱える宅配クリーニングを確認する

受け取り後:すぐやること(保管で台無しを避ける)

  • 届いたらすぐ開封して空気を入れる
  • 湿気が残ってないか確認(ひんやりするなら陰干し)
  • 保管は乾いた場所+防虫剤は入れすぎない

独り言:着物って、洗うより「洗った後の保管」で台無しになることがあるんですよね…。開封だけは早めが安心です。

質問と回答

着物って普通の宅配クリーニングで大丈夫?

対応している所なら大丈夫です。ただ、着物は扱いが違うので、対応可否と、着物向けの工程があるかは確認した方が安心です。

シミ抜きを自分でやった方がいい?

おすすめしません。輪ジミや色ムラになりやすいです。場所だけ分かるようにして任せる方が安全です。

浴衣も同じ考え方でいい?

浴衣は素材が綿のことが多いので、着物よりは扱いやすい場合もあります。ただ縮みは起きやすいので、乾燥を強く当てすぎないのがポイントです。

今日の最短まとめ

  1. 素材・種類・汚れの種類を先に整理
  2. 汚れは触らず場所を伝える
  3. 「安全寄りで」と一言添える

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