ジャケットを宅配クリーニングに出す前に:肩のラインを守る見方

ジャケットは肩・襟・前身頃の形が命。型崩れを増やさないための確認ポイントと、備考欄で伝える一言、送る前の整え方を丁寧に整理します。

ジャケット:肩のラインを守る見方

ジャケットは、汚れよりも「形」で印象が決まる服です。

特に肩のラインが少し崩れるだけで、急にだらっと見えたり、サイズが合っていないように見えたりします。

宅配クリーニングに出す前に、肩まわりを中心に軽く確認して、短いお願いを添えていただくと安心です。

ジャケットで起きやすい“戻りの違和感”

  • 肩が丸くなる(立体感がなくなる)
  • 襟が浮く(首に沿わない、だらっとする)
  • 前身頃が波打つ(芯地の影響、部分的な縮み)
  • 袖のねじれ(腕のラインがきれいに落ちない)
  • テカり(肘・袖口・ポケット周り)

この中で、見た目の印象に一番効くのがです。

肩だけは、出す前に一度確認しておかれることをおすすめします。

出す前の確認ポイント:この5か所だけで十分です

確認する場所 見ておきたいこと 備考欄に添える一言
肩(肩先〜上腕) へこみ・潰れ・左右差 「肩のラインを崩したくありません」
襟(首まわり) 襟の浮き・皮脂汚れ 「襟まわりが気になります。形も整えたいです」
前身頃(胸〜ボタン周り) 波打ち・折れジワ 「前身頃のシワが気になります」
袖(肘〜袖口) ねじれ・テカり 「袖のねじれ(テカり)が気になります」
ポケット口 型崩れ・毛羽立ち 「ポケット口の型崩れが心配です」

補足:肩のへこみや左右差が気になる場合は、正面から1枚だけ写真を撮っておかれると安心です。到着後に確認しやすくなります。

結論:お願いは「肩」と「襟」のどちらか一つに絞ると伝わります

ジャケットはお願いをたくさん書くより、重要な箇所に絞った方が伝わりやすいです。

備考欄には、次のような短い一文が適しています。

  • 「ジャケットのため、肩のラインを崩さない仕上げを希望します」
  • 「襟が浮きやすいので、形を整えてください」
  • 「袖のテカりが気になります(摩擦は強めにしないでください)」

この中から、いちばん気になるものを1つ選んでいただくと、意図が伝わりやすくなります。

送る前の手順:3ステップで整います

Step1:ポケットを空にする

鍵や名刺入れなどが入ったままだと、形が崩れたり、生地に負担がかかることがあります。必ず空にしてください。

Step2:肩まわりを軽く整える(強く触らない)

ハンガーに掛けて、肩が不自然につぶれていないかを見るだけで十分です。

強く押したりこすったりする必要はありません。

Step3:潰しすぎない状態で梱包する

できるだけゆとりのある袋や箱に入れていただくと、肩の立体感が守られやすくなります。

折り目をきつく付けないことが大切です。

質問と回答

肩パッドが入っている場合、注意点はありますか?

肩パッド入りは、潰れると戻りにくいことがあります。

そのため「肩のラインを崩したくありません」と一言添えていただくと安心です。

襟の汚れが気になる場合はどうすればよいですか?

「襟まわりが気になります」と書いていただければ十分です。

汚れの種類まで細かく説明する必要はありません。

畳んで送るのが不安です

畳む場合でも、強く押しつぶさず、ふんわり入れていただくと型崩れが起きにくいです。

可能であれば、肩が折れないように大きめの梱包が安心です。

まとめ:ジャケットは「肩」を守るだけで印象が安定します

ジャケットは、肩が整っているだけで清潔感が出ます。

出す前に肩・襟・前身頃を軽く確認し、備考欄に短いお願いを一行添えていただければ、戻ってきたときの違和感を減らしやすくなります。

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