防水素材(ゴアテックス等)を宅配クリーニングに出す前:撥水を落とさない見方

防水・透湿素材は、洗剤や柔軟剤、乾燥の当て方で撥水が落ちやすいです。タグの見方、避けたいこと、頼む時の一言をまとめます。

防水素材:撥水を落とさない見方|ゴアテックス系を出す前に

ゴアテックスみたいな防水素材って、洗い方をミスると一気に性能が落ちるのが怖いですよね。

「雨を弾かない」「中がムレる」「表面がベタつく」…これ、だいたい手入れの仕方が合ってないサインです。

結論は、防水素材は柔軟剤NG、そして高温を当てすぎない。頼む時に「防水・透湿素材」と言うだけで、事故が減ります。

防水素材で起きやすいトラブル(撥水が落ちる)

  • 柔軟剤で表面がコーティングされて、撥水が弱く感じる
  • 洗剤残りで、表地が水を吸いやすくなる
  • 熱の当て方で、テープや接着部分が弱る
  • 汚れ(皮脂)が残って、ムレやすくなる

ややこしい所:防水素材は「汚れが落ちてない」だけで性能が落ちたみたいに感じます。つまり、汚れ落としは大事。でもやり方が大事。

先にタグを見る:書いてあったら“防水素材扱い”

  • GORE-TEX(ゴアテックス)
  • eVent、Dermizax など(防水・透湿系)
  • 「防水」「透湿」「耐久撥水(DWR)」
  • 「シームテープ」表記

分からなくてもOK:タグが読めない・表記がない場合でも、登山用・レイン用っぽいなら防水素材として扱う方が安全です。

やらない方がいいこと(撥水が死にやすい)

  • 柔軟剤を使う(吸い込みやすく感じる原因)
  • 漂白剤を使う(素材や接着が弱ることがあります)
  • 高温で一気に乾燥させる(テープや接着に負担)
  • 表面をゴシゴシこする(コーティングが傷みやすい)

送る前の準備:汚れは“落とす”より“減らす”

Step1:泥や砂は乾かしてから払う

濡れた泥をこすると繊維に入りやすいです。乾いてから落とすのが一番ラクです。

Step2:皮脂が当たる所を把握する

  • 首回り
  • 袖口
  • リュックの肩が当たる所

ここが詰まると「ムレやすい」「弾かない」に見えやすいです。

Step3:濡れたまま送らない

湿気が残ったままだと、においが固定されやすいです。陰干しで乾かしてからが安心です。

コツ:防水素材は、汚れが落ちると撥水が戻ったように見えることがあります。だから“汚れ対策”は意味があります。

頼む時に伝える一言(防水素材は言った方が強い)

  • 「防水・透湿素材(ゴアテックス系)です。柔軟剤なしでお願いします」
  • 「撥水が落ちた感じがするので、可能なら撥水寄りの仕上げ希望です」
  • 「シームテープがあるので、高温を強く当てすぎない形でお願いします」

▶︎ 防水素材も任せられる宅配クリーニングを確認する

受け取り後:撥水が弱い気がしたら

  • まずは水を軽くかけて確認(弾くか、染みるか)
  • 乾燥不足なら陰干しで仕上げる
  • 次回は「撥水仕上げ希望」を明記

補足:撥水は永久じゃないので、落ちたら“戻す”工程が必要になることがあります。まずは洗いと乾燥が適切かを確認するのが先です。

質問と回答

ゴアテックスって洗わない方がいいですか?

汚れが詰まると性能が落ちたように感じるので、適切に洗うのは大事です。ただ、柔軟剤や高温で傷めないことがポイントです。

撥水が落ちたのは寿命ですか?

寿命のこともありますが、汚れや洗剤残りで“落ちたように見える”こともあります。まずは適切に洗って状態を見るのが現実的です。

普通のコートと一緒に出していい?

一緒に出せる場合もありますが、防水素材の扱いが必要なので、「防水素材が混ざっています」と伝えておく方が安心です。

今日の最短まとめ

  1. 防水素材は柔軟剤NG
  2. 高温を当てすぎない(テープ・接着が弱る)
  3. 「防水・透湿素材」と一言で事故が減る

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