ファー付きの服を出す前に:抜けやすい所の確認

ファー付きは抜け・絡み・毛並みの乱れが起きやすい。宅配クリーニングに出す前の確認ポイントと、傷ませないための伝え方を丁寧に整理します。

ファー付き:抜けやすい所の確認

ファー付きのアウターや服って、見た目が華やかで好きな方も多いと思います。

ただ、クリーニングに出すときは、汚れよりも抜け毛並みの乱れが心配になりやすいアイテムです。

宅配で送る場合は、輸送中の摩擦もあるので、出す前に少しだけ確認して、短いお願いを添えていただくと安心です。

ファー付きで起きやすい“戻りの違和感”

  • ファーが抜ける(毛が落ちる/薄くなる)
  • 毛が絡んで固まる(ゴワつき、束になる)
  • 毛並みが寝る(つぶれて見える)
  • 色がくすむ(白っぽさ、黄ばみ)
  • 縫い付け部分が弱る(ほつれ、糸切れ)

ファーは「強く落とす」より「傷ませない」が優先になりやすいです。

まず確認:ファーは取り外せますか?

ファーが取り外し可能な場合は、扱いが変わります。

  • 取り外せる → ファー部分だけ別扱い(または外して送れる場合あり)
  • 取り外せない → 服と一体で扱うため、摩擦・抜けの注意が必要

迷う場合:「ファー取り外し可/不可」が分からなくても、備考欄に「ファー付き」と書いておけば、確認が入りやすくなります。

出す前に確認する場所:この5か所をご確認ください

確認する場所 見ておきたいこと 備考欄に添える一言
ファー全体 抜けやすさ・絡み 「ファー付きのため、抜けと絡みに注意お願いします」
縫い付け部分 ほつれ・糸の緩み 「縫い付け部が弱い箇所があります」
襟/フード周り 皮脂汚れ・毛並みの寝 「襟/フードのファーを潰さない仕上げ希望」
袖口・前立て 摩擦での毛並み乱れ 「摩擦が心配です。表面を傷ませない扱いで」
色の変化 くすみ・黄ばみ 「ファーの色くすみが気になります」

補足:抜けやすそうな部分や、縫い付けのほつれは、出す前に1枚だけ写真を撮っておかれると安心です。到着後に確認しやすくなります。

結論:お願いは「抜けと毛並み」を一行でお伝えください

ファーは、洗い方や乾燥工程で質感が変わりやすいです。

備考欄には、次のような短い一文が伝わりやすいです。

  • 「ファー付きのため、抜けと毛並みの乱れに注意した仕上げを希望します」
  • 「ファーが絡みやすいので、摩擦を抑えてください」
  • 「縫い付けが弱い箇所があるため注意をお願いします」

お願いは多すぎると伝わりにくいので、基本は一行で十分です。

送る前の手順:3ステップで整います

Step1:ファーを強くブラッシングしない

抜けやすい場合、無理に整えると逆に毛が抜けることがあります。

気になる場合は、軽く手で毛並みを整える程度で大丈夫です。

Step2:ファスナーや面ファスナー(マジックテープ)との接触を避ける

梱包中に引っかかると、毛が絡んだり抜けやすくなります。

可能であれば、ファー部分が他の硬い物に当たらないようにしてください。

Step3:潰しすぎない状態で梱包する

ファーは押しつぶすと毛並みが寝たままクセがつきやすいです。

できる範囲で、ゆとりのある梱包が安心です。

質問と回答

ファーの抜けは完全に防げますか?

素材や状態によって差があり、完全にゼロにするのは難しい場合もあります。

ただ「抜けが心配」と共有しておくことで、扱いの注意が向きやすくなります。

ファーが固まってゴワつくのが不安です

絡みやすい素材の場合、「絡みが心配」と一言添えてください。

摩擦や乾燥で固まりやすいので、共有しておく価値があります。

取り外せるファーは外して送った方が良いですか?

サービスのルールによりますので、外せる場合でも無理に外さなくて大丈夫です。

迷う場合は「ファー取り外し可(可能なら別扱い()」と添えると、確認が入りやすくなります。

まとめ:ファー付きは「抜け」と「毛並み」を先に共有すると安心です

ファー付きの服は、きれいにすること以上に、質感を守ることが大切です。

出す前に縫い付け部分と毛並みを軽く確認し、備考欄に短いお願いを一行添えていただければ、戻ってきたときのトラブルを減らしやすくなります。

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