スエードを出す前に:水シミが気になる時の注意

スエードは水シミ・色ムラ・毛並み(起毛)の寝で印象が変わります。宅配クリーニングに出す前の確認ポイントと、傷ませないための伝え方を丁寧に整理します。

スエード:水シミが気になる時

スエードって、見た目が上品で好きな方も多いと思います。

ただ、水シミがあると「これ、出して大丈夫かな…」と不安になりますよね。

スエードは汚れ以上に、水分摩擦で表面が変わりやすい素材です。

宅配クリーニングに出す前に、少しだけ確認して、短いお願いを添えていただくと安心です。

スエードで起きやすい“戻りの違和感”

  • 水シミが残る/薄く広がる
  • 色ムラが目立つ(濃淡が出る)
  • 毛並み(起毛)が寝る(テカったように見える)
  • 擦れで白っぽく見える
  • 硬く感じる(質感が変わる)

スエードは「強く落とす」より「質感を守る」が優先になりやすいです。

出す前に確認する場所:この5か所をご確認ください

確認する場所 見ておきたいこと 備考欄に添える一言
水シミの場所 輪ジミ/境目の濃淡 「水シミがあります。悪化しないようお願いします」
肘・袖口 擦れ・白っぽさ 「擦れで白っぽい箇所があります」
襟(首まわり) 皮脂汚れ・毛並みの寝 「襟の汚れと毛並みが気になります」
縫い目・端(パイピング) 色ムラ・硬さ 「縫い目付近の色ムラが心配です」
裏地 におい・破れ 「裏地のにおいが気になります」

補足:水シミは「どこに、どのくらいあるか」で印象が変わります。出す前に、正面から1枚だけ写真を撮っておかれると安心です。

結論:備考欄は「水シミあり」「質感優先」を短く書くのが安心です

スエードは、仕上げ次第で毛並みが変わりやすい素材です。

備考欄は、次のような短い一文が伝わりやすいです。

  • 「スエードのため質感優先で、水シミが悪化しない扱いを希望します」
  • 「水シミ(輪ジミ)が気になります。強い処理は避けてください」
  • 「毛並み(起毛)を潰さない仕上げを希望します」

お願いは多すぎると伝わりにくいので、基本は一行で十分です。

送る前の手順:3ステップで整います

Step1:濡れ拭きしない(触りすぎない)

水シミが気になると拭きたくなりますが、スエードはそれで輪ジミが広がることがあります。

基本はそのままで大丈夫です。

Step2:表面を強くこすらない

ほこりが気になる場合も、強くこするのは避けてください。

軽く払う程度にしておくのが安全です。

Step3:折り目を強く付けない梱包にする

スエードは折れ線や圧の跡が残りやすいです。

できる範囲で、押しつぶさない梱包にしていただくと安心です。

質問と回答

水シミは完全に消えますか?

状態によって差があり、完全に消えるとは限りません。

ただ「水シミがある」と共有しておくことで、無理な処理を避けつつ、可能な範囲で整える意識が向きやすくなります。

スエードがテカって見えるのですが直りますか?

毛並み(起毛)が寝ている場合、ある程度整うこともありますが、残る場合もあります。

「テカり(毛並みの寝)が気になる」と一言添えてください。

色ムラが不安です

濃色のスエードは色ムラが目立ちやすいことがあります。

「色ムラが心配です。質感優先でお願いします」と短く伝えるのが安心です。

まとめ:スエードは“水シミあり”を先に共有すると安心です

スエードは、きれいにすること以上に、毛並みと質感を守ることが大切です。

出す前に水シミの場所と擦れを軽く確認し、備考欄に「水シミあり」「質感優先」を一行添えていただければ、戻ってきたときの違和感を減らしやすくなります。

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